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田んぼの苗も緑を濃くし、五月の頼りない姿から風にも負けないシッカリとした姿に変わってきたようです。さわやかな季節がやってきました。
お変わりありませんか?
そうです。新型インフルエンザがとうとう新潟県でも確認されました。一時帰国した留学生が感染したようですが、幸い成田空港から乗り合いタクシーで帰省した同乗者は全員陰性が確認されたとのこと。当JAでも新型インフルエンザ対策本部を立ち上げ、JA施設でのうがいとアルコール消毒を実施中です。弱毒性ということもあり、過敏になる必要はありませんが、注意を怠らない・・・体調管理を徹底するよう指示しております。
さて、先日(5月31日(日))保内にある北営農センター前の圃場(田んぼ)において「第7回子ども活き活き農業体験」を実施しました。参加を頂いた皆さんをはじめ、お手伝いを頂いたJA青年部の皆さん、炊き出しをお願いしたJA女性部の皆さん、そしてボランティア参加の新潟大学の皆さん、大変ご苦労さまでした。
あいにくの曇り空で少々肌寒い天候でしたが、県内各地からおいでの100名近い参加者から田植えの体験をして頂きました。これは農業への理解促進と食育推進を目的に以前から青年部を主体として実施してきたものを、昨年から中央会の支援を頂きながら北営農センター前に場所を移して行ったものです。参加の子供たちは午前中に、すじ(種)播き作業や田植え機への試乗などを体験したのち、女性部から作って頂いたおにぎり(あえて塩むすび)とトン汁を堪能して、いよいよ午後から素足で田んぼに入り田植えを体験しました。「やっぱり子供はこうでなくちゃ~」そんな声があちこちで聞かれました。
参加してふと思ったこと(というか、毎年思うこと)は、当日のスタッフはもちろんですが、田植えが出来る状態までの一通りの作業(肥料散布・田起こし・代掻き)が数日前から行われており、関係者の延べ人数は参加者と同等と思われ、「なんて効率の悪い活動・・・」と。
・・・はたして本当にそうなの?
いやいや・・・効率が悪くてもアピール度が低くても大切な活動です。もともと農業は天候に左右され年ごとに作柄・品質にはバラつきがあるもの。決して工業製品のように初期の投資で同じものが大量に生産されるものではありません。昔から米づくりには八十八の手がかかるから「米」という字が出来たと言われるほどの苦労があり、収穫期には苦労の分だけ喜びがあったものです。機械化が進み肥料農薬も改良され安定した品質と作柄が望めるようにはなりましたが、どうしても人の手で行う作業も多く非効率がゆえに大規模化には限度もあり、米価下落もあって後継者が不足してきております。
このままでいいのか?日本の食糧自給。
非効率であっても消費者に農業の大変さ、重要性を理解頂き再生産が可能な価格で購入頂く為にこの活動は意義があるのです。当日、一生懸命に参加者の世話をする青年部の姿を見て「彼らが笑顔で汗をかける農業を創り守っていくJA」を目指さなければと胸が熱くなりました。(少々大袈裟ですが)
このイベントは今後、夏の田の草取り(管理作業)と秋の稲刈り(収穫作業)を体験する3回シリーズで構成されております。是非、来年ご家族でご参加ください。素晴らしい笑顔の青年部員が待っております。
今日は田植えの体験日とガラッとかわって気温が30度を超えております。(本店内)
ご自愛ください。
平成21年06月02日
にいがた南蒲農業協同組合
代表理事組合長 吉田 文彦 |