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代表理事組合長 吉田 文彦

 新潟県も6月13日に梅雨入りを致しました。鹿児島県では豪雨による被害が出ているようですが、幸いにも県内では雨による被害は出ていないようです。また、春先の不安定な天候も6月に入ってからは比較的穏やかに推移しており、農作物の生育も回復基調と報告を受けております。しかし、冷夏との長期予報もあり油断できない状況には変わりありません。今後も農作物の管理については気象変動に注意し、的確な対応を指導して参りたいと考えております。

 7月に入り、先日三条・加茂と相次いで果物の出荷総会が開催されました。また、営農だよりでは稲の穂肥えの適期情報が掲載されたものが配布されました。そうです、いよいよ仕上げの段階に入りました。昨年は夏場の低温・日照不足から夏の果物のトップを切る桃が影響を受けました。稲作にとっては天候が幸いし、過去に無い高い品質を確保できました。さて、今年は・・・地球温暖化の影響か近年は天候に左右されることが増えました。食糧自給率の向上が叫ばれておりますが、非常に不安定な状況に国内農業が置かれております。もちろん、国内ばかりでなく世界中の農業も同様です。しかし一昨年の麦の価格高騰であれだけ大騒ぎしたことも、麦価下落とともに「そんなこともあったなぁ~」という状況です。米粉ブームもどこへいったのやら・・・国は食糧自給率の向上対策を進めると同時に国民的合意を取り付ける必要があると思います。JAグループの農業政策提案に係る組織討議においてもその旨意見を上げたところですが、消費者に危機感がなければ「食糧自給率向上」は絵にかいたモチに終わってしまう恐れが大であると思います。絵にかいたモチどころか、「農業にばかり・・・」との批判の種になりかねないと危惧しています。これだけ食糧を輸入に頼ってしまっている現状から、当然それに関わって生計を立てている人も多いはず。食糧自給率の向上、すなわち食糧の輸入の減少は労働の機会が減少することとなり、国民的合意は外せないものとなります。それには、食糧安保を国民が自分のことと認識し国策として認知する必要が高いと考えます。

 いずれにしても、「流した汗が報われる」農政を期待しているところです。

 11日は参議院選挙です。

平成22年7月9日

にいがた南蒲農業協同組合
代表理事組合長 吉田 文彦

 
 
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