営農経済部
あふれんばかりの食料がある日本にいると「食料不足」と言われてもピンときませんが、世界に目を向ければ食料は明らかに足りていません。そして今後、ますますその傾向は強くなります。将来にわたって安全な食料の安定供給を確保するため、食料生産を強化し、食料自給率を向上させることが不可避な課題となっています。
JAでは水田を有効に活用するため、生産調整などで稲作を行っていない水田を利用して、大豆・そば・飼料作物等の転作作物等の生産を、機械導入や共同乾燥調製施設運営などで支援しています。
特に、大豆は地域の特色ある産品として優良な品質と生産量を誇り、産地としての評価も高まっています。
30年には品種をこれまでの「エンレイ」から、収量や品質に優れ、豆腐や味噌、納豆などに加工適性の高い「里のほほえみ」に切り替え、さらに信頼される産地として取り組みを強化します。