品質向上と安全・安心な農産物生産に向けた取り組みを強化します。

営農経済部

【食の安全確保】その② 「GAPの普及」
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、「GAP」に注目が集まっています。また、新潟県の新品種「新之助」もGAPに基づいた生産管理が求められています。
 GAPとは持続可能な農業を実現するために農業現場の生産工程を管理し、改善する取り組みのこと。つまり、安全な食材を提供するために農場に衛生基準を設ける、環境に配慮するために農薬の使用や保管を厳密に管理する、といった取り組みです。労働安全を確保するため、農作業事故のリスクを排除することなども含まれます。
 JAでは、GAP指導員の資格取得を奨励し、相談員を育成しています。現在まで15名の営農指導員が資格取得や研修を受講しています。また、GAPへの理解を深められるよう、生産組織に向けた研修会を開催するなど、普及・推進に取り組んでいます。

  • 平成29年10月報告